在職等補償年金のしくみ

在職等補償年金とは、国の老齢厚生年金の支給停止額の一部を基金が独自に補てんする制度です。

在職等による国の老齢厚生年金の支給停止額の一部を基金が独自に補てんする制度のことを「在職等補償年金」といいます。旧NTT厚生年金基金の代行部分は国に返上しているため、国の老齢厚生年金として支払われます。国では給与等の多寡に応じて年金を支給停止する等のルールがあるため、代行部分が支給停止(減額)となる場合には、代行返上前の年金受取額の水準を維持する目的から、基金が老齢給付金とは別に、支給停止分(代行部分相当)を在職等補償年金として補てんします。

平成9年4月~平成19年6月の間に基金年金の加入期間がある方が対象です。

在職等補償年金の概要

老齢厚生年金、第1標準年金(第2標準年金)を受給している人が、在職等により老齢厚生年金の一部または全額が支給停止となった場合

国のルールによって支給停止となった老齢厚生年金分を、在職等補償年金として、NTT基金が補てん(支給)します。

国のルールにより支給停止となった旧代行部分を補てんするイメージ (60歳以上で就業し給与収入がある場合)

特別支給の老齢厚生年金の受給開始年齢

申請から補てんまでのながれ

申請方法

  • 「N-Biz Life Station」で年金健康保険システムがご利用できる環境の方

「在職等補償年金の請求手続きのご案内」をご自宅に送付しますので、下記に従って電子申請を実施してください。

    • ①N-Biz Life Stationにログインする
    • ②年金・健康保険システムにアクセスする
    • ③在職等補償年金の届出メニューを選択
    • ④画面指示に従い、電子申請を実施
 
  • 「N-Biz Life Station」で年金健康保険システムがご利用できない環境の方
「在職等補償年金に係る届出書」および「在職等補償年金の請求手続きのご案内」をご自宅に送付しますので、後述の提出書類と合わせて、届出書をご提出ください。 ※老齢厚生年金の一部または全額が支給停止となるケースで「遺族厚生年金を受け取っている」「障害厚生年金を受け取っている」に該当する場合はこちらの手続きとなります。  

提出書類

在職等補償年金の提出書類は次のとおりです。

 
 

年金額歴史回答票の取得方法

日本年金機構のねんきんダイヤル(0570-05-1165)または最寄りの年金事務所にお電話の上、取り寄せてください。
※本人または代理人による年金事務所への訪問により取得することも可能です。 なお、訪問する際は、事前に予約受付番号(0570-05-4890)でご予約することをお勧めします

ご提出にあたって

  • 国(日本年金機構)から取り寄せた書類は、在職等補償年金の請求の際に必要となります。大切に保管してください。
  • 提出書類(原本)はすべて国(日本年金機構)から発行されたものをご用意ください。
  • 年金額歴史回答票は、すべてのページをお送りください。

届出書類の送付先・お問い合わせ先

NTT企業年金基金

〒101-0047 
東京都千代田区内神田3-6-2 アーバンネット神田ビル16F

フリーダイヤル 0120-372-547

受付時間:9:30~17:30(土日祝日及び年末年始の12/29から1/3は除く)

※曜日、時間によって電話がつながりにくい場合がございますが、ご了承ください。

※間違い電話が大変多くなっております。番号をよくお確かめのうえ、おかけください。